Subsidy Intelligence / Mold & Parts
ものづくりで活用できる補助金(イメージ)

ものづくりで活用できる補助金を
“申請できる順”で整理

工作機械更新(MC/旋盤/研削/放電)、省力化(ロボット/搬送)、DX(見積・工程・品質)、研究開発、事業承継まで。 最新スケジュールで俯瞰できるページです。

対象 金型/部品加工 用途 設備・自動化・DX 前提 GビズID / jGrants 更新 2026-02-12
補助金は回次・要件が変動します。ここでは「製造現場での活用ポイント」に寄せて整理しています。
Quick Filter
※ チェックOFFで該当制度を非表示

主要制度(製造業向け)

金型加工・部品加工で“実際に使いどころがある”制度を、設備・省力化・DX・研究開発・成長投資まで整理しています。 まずは目的(設備/省力化/DX/研究開発)で絞り、次に期限で優先度を決めるのが最短です。

ものづくり補助金(23次公募)

設備更新 自動化 DX

MC/旋盤/研削/放電/計測、治具、搬送・ロボット、CAM/工程管理など。 「改善KPI」と「導入→運用→効果測定」の因果が重要。

直近スケジュール(公表情報)
受付開始:2026/4/3 17:00 締切:2026/5/8 17:00(厳守)
補助上限額 / 補助率(目安)
最大3,000万円(枠・従業員規模で変動) / 中小企業 1/2、小規模 2/3(条件で上乗せ・引上げあり)
製造現場での活用ポイント
段取り短縮/工程統合/品質再現性/夜間稼働の安定化

中小企業省力化投資補助金(一般型/カタログ注文型)

省力化 設備+システム 現場最適

供給・着脱・検査の自動化、工程統合、システム構築など。「何人分/何時間削減」を示す。

直近(一般型 第5回)
受付:2026/2/2 10:00〜2026/2/27 17:00
補助上限額 / 補助率
上限:750万円〜1億円(従業員規模・賃上げ特例で変動) / 中小企業 1/2(条件で2/3)・小規模 2/3
製造現場での活用ポイント
ワーク供給/段取り支援/検査自動化/夜間停止要因の除去

中小企業成長加速化補助金(100億企業成長ポータル)

大規模投資 工場・設備 成長

売上高100億円を目指す企業の大胆な投資(建物・設備等)を支援。能力増強・賃上げ・地域波及のロジックが核。

公募情報
2次公募要領公開:2025/12/26(最新公表)
補助上限額 / 補助率
最大5億円 / 1/2以内
製造現場での活用ポイント
拠点増設/大型設備導入/工程再編(生産能力×品質)

大規模成長投資補助金(省力化等の大規模投資)

大規模 賃上げ 建物費OK

省力化・能力増強などの大規模投資を支援(建物費/機械装置/ソフト等)。審査は書類+プレゼン。

直近スケジュール(公表資料)
公募期間:2026年春(予定)
補助上限額 / 補助率
上限50億円 / 1/3以下
製造現場での活用ポイント
拠点新設/大型ライン化/周辺工程の一体省力化

中小企業新事業進出補助金(新市場・新製品)

新事業 高付加価値 体制設計

新市場・新製品に向けた投資を支援。強みの転用(加工技術×新分野)が書きやすい。

最新情報
第3回公募要領を更新(2026/1/9)
補助上限額 / 補助率
2,500万円〜7,000万円(従業員規模、賃上げ特例で最大9,000万円) / 1/2
製造現場での活用ポイント
医療/半導体/ロボット等への展開、試作〜量産立上げ

IT導入補助金

DX AI セキュリティ

見積・受注・工程・品質、図面/仕様管理、稼働の見える化、セキュリティ強化など。運用ルールまでセットに。

最新情報
交付規程更新(2026/1/23)※公募要領は準備中表示
補助上限額 / 補助率(代表例)
通常枠:最大450万円(プロセス数で変動)/ 1/2(条件で2/3) インボイス枠:最大350万円 / 2/3〜3/4(小規模は4/5)
製造現場での活用ポイント
属人見積の排除/工程可視化/品質トレース/サイバー対策

小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)

販路 Web 小規模

展示会・カタログ・動画・Web導線・問い合わせ改善など、営業強化の投資に。

直近スケジュール(商工会地区)
受付開始:2026/3/6 締切:2026/4/30 様式4受付締切:2026/4/16
補助上限額 / 補助率
通常枠:50万円(特例で上乗せあり) / 2/3
製造現場での活用ポイント
提案資料整備/Web集客導線/展示会後の追客設計

事業承継・M&A補助金(十四次公募)

事業承継 M&A PMI

承継・M&Aに伴う設備投資や統合後の体制整備等を支援。申請はJグランツのみ。

直近スケジュール(公表)
受付:2026/2/27〜2026/4/3 17:00(予定)
補助上限額 / 補助率(事業承継促進枠の例)
上限800万円(賃上げ達成で1,000万円)+廃業費 300万円(併用時) / 2/3 または 1/2(条件で変動)
製造現場での活用ポイント
設備更新/統合後の工程標準化/品質体制再構築

Go-Tech(成長型中小企業等研究開発支援事業)

研究開発 共同体 高付加価値

大学・公設試等と連携した研究開発と事業化を最長3年支援。

公募見込み(事前予告)
2026年2月中旬〜2026年4月中旬(予定)
補助上限額 / 補助率
通常枠:単年度4,500万円、最大9,750万円(3年)/大型研究開発枠:最大3億円(3年) / 中小企業者等 2/3以内(大学・公設試等は定額)
製造現場での活用ポイント
難加工・高精度化/プロセス開発/計測高度化/品質予測

省エネ・非化石転換(工場周辺設備:空調・コンプレッサ等)

省エネ 周辺設備 固定費

空調/チラー/コンプレッサ/ポンプ等の更新で固定費を削減。公募は年度・回次で変動。

直近状況
今年度公募は終了として掲載(SII)
補助上限額 / 補助率(代表例)
設備単位型等:上限1億円 / 1/3以内(類型で変動)
製造現場での活用ポイント
電力ピーク対策/固定費低減/工場環境安定(品質)
SII

まずはここだけ押さえればOK(はじめての補助金)

補助金は「当たる/外れる」ではなく、設備投資の計画を“通る形”に整えるための制度です。 ここでは、専門用語をできるだけ使わずに、金型加工・部品加工の会社が迷いがちなポイントを整理しました。

1. 目的を1つに絞る

「設備を入れたい」ではなく、何が良くなるかを一言で。

  • 段取りを半分にしたい
  • 検査を自動化して不良流出を減らしたい
  • 人手不足でも納期を守れる体制にしたい

2. “効果”を数字で置く

ざっくりでOK。あとで精度を上げます。

  • 加工時間:20%短縮
  • 段取り:30分→10分
  • 不良率:2.0%→1.0%

3. 期限から逆算

締切直前は間に合いません。2〜4週間前から準備が安全です。

  • 見積の取りまとめ
  • 体制(担当者/運用ルール)
  • 計画書の整合(目的→投資→効果)
よくある誤解(ここで失点します)
  • 「機械が欲しい」だけでは弱い → “何がどう良くなるか”をセットで。
  • 金額だけ大きい計画は通りにくい → 効果(人時・品質・売上)を添える。
  • 運用が未定 → 誰が、いつ、何を見て改善するか(ルール)まで書く。
専門用語ミニ辞典
よく出る言葉を、必要なときだけ確認できます(タップ/クリックで開閉)

専門用語ミニ辞典(よく出る言葉)

  • 補助率:かかった費用のうち、補助される割合(例:1/2)。
  • 補助上限額:補助される金額の上限(例:最大○○万円)。
  • 対象経費:補助の対象になる費用(機械装置、ソフト、外注、クラウド利用料など制度で異なる)。
  • 自己負担:補助金で賄えない分。原則として先に支払い、あとで精算されることが多い。
  • 公募:申請を募集する期間。締切は厳守(1分遅れでも不可のケースがあります)。
  • 採択:申請が通ること(採択=入金ではありません)。
  • 交付決定:採択後、正式に事業を始めてよいという許可。交付決定前の発注はNGになりやすいので要注意。
  • 事業実施期間:設備導入〜支払い〜報告までの期限。
  • 実績報告:請求書・領収書・写真・成果などをまとめて提出する手続き。
  • 賃上げ要件:給与を上げる条件。達成できる水準で計画に組み込みます。
  • KPI:成果を測る指標(例:段取り時間・不良率・稼働率)。計画書では「改善の根拠」として重要。
  • 生産性向上:同じ人員・時間でより多く作る/同じ量をより短時間で作ること。
  • 省力化:人の手作業を減らすこと(搬送・供給・検査・段取りを自動化など)。
  • DX:デジタル化で業務のやり方を変えること(工程・品質・見積の標準化、データ活用)。
  • ROI:投資回収の考え方。『何年で元が取れるか』の目安。
  • 導入効果:導入後にどう変わるか(時間・品質・原価・納期)。数値で置けると強い。
  • Jグランツ:国の電子申請システム。GビズIDが必要な場合が多い。
  • GビズID:行政手続き用の共通ID。発行に時間がかかるので早めに準備。
  • 電子申請:Web上で提出する方式。締切直前は混雑することがあります。
  • 加点項目:満たすと評価が上がる条件(賃上げ、事業継続力強化計画など)。
  • 事業継続力強化計画:災害等に備える計画。制度によっては加点対象になることがあります。
  • 経営革新:新しい取り組みで付加価値を高めること(新工法・新市場など)。
  • 外注費:試作・設計・解析などを外部に依頼する費用(対象可否は制度次第)。
  • ソフトウェア費:工程管理・見える化・CAD/CAMなど(対象可否は制度次第)。
  • リース:借りて使う方式。補助対象になる/ならないは制度で異なります。

※制度ごとに定義や対象経費が異なります。最終判断は必ず公式要領で確認してください。

② 省人化(ロボット/搬送)

供給・着脱・検査の自動化。
候補:省力化(一般型)

③ まずはDXを小さく

見積・工程・品質のデータ化。
候補:デジタル化・AI導入

よくある落とし穴
  • 締切直前に準備を始める(GビズID・見積・体制が間に合わない)
  • 因果が弱い(設備購入理由がKPIに結びつかない)
  • 運用が書けない(標準化・教育・保全の設計不足)

申請準備チェックリスト

“採択されやすい材料”を先に揃える。現場の数字 → 因果 → 体制 → スケジュール。

① 現状把握(数字)

  • ボトルネック工程の特定(段取り/加工/検査/搬送)
  • 工数・不良率・LT(できれば月次)
  • 人手依存(熟練者のみ・夜間停止 等)

② 施策設計(因果)

  • 導入で「何が」「何%」改善するか
  • 治具・工程見直しをセット化
  • 教育・標準化・保全(止まらない運用)

③ 見積・体制

  • 相見積(必要条件がある場合)
  • 責任者・現場・外部支援の役割分担
  • 導入 → 立上げ → 効果測定の工程表

④ 事務(先にやる)

  • GビズIDプライム取得(最優先)
  • jGrants利用確認
  • (持続化)様式や期限の前倒し確認
相談する 一覧に戻る