NIKKO KIKAI / ROBOTICS & AUTOMATION

自動化を、
工程から考える。

「なぜ自動化するのか」から「どの設備で検証するか」「どんなシステムを組み合わせるか」まで。
日光機械のロボティクス提案を、一つのページにまとめました。

工程改善3D CAD・シミュレーションロボット実機検証5・7・11構成の比較
SCROLL TO EXPLORE ↓
THREE PERSPECTIVES

目的を定め、検証し、
最適な構成に落とし込む。

自動化の検討は、ロボット選定から始めるのではなく、製造現場の課題、工程条件、運用方法を整理するところから。各テーマを一つの流れでご覧いただけます。

01
WHY AUTOMATION
なぜ、自動化が必要なのか。

WHY AUTOMATION

自動化は、 人手不足対策ではない。

ロボット導入の目的は、人を置き換えることではありません。品質・納期・安全・技能継承を守るために、反復作業を標準化し、人が判断と改善に集中できる現場へ変えることです。

STANDARDIZATION FIRST

反復・危険・ばらつきやすい作業を標準化し、人は創造と判断へ。

自動化の入口は、ロボットの機種選定ではなく、工程のどこにムダ・ばらつき・危険・属人化があるかを見極めることです。

QUALITY
品質安定
作業条件を固定化し、ばらつきを抑える
DELIVERY
納期対応
タクトと稼働時間を安定させる
SAFETY
安全性
危険点近傍の作業を切り離す
SKILL
技能継承
動作・条件を仕様化し、再現性を残す
人手不足対策 品質平準化 夜間稼働 危険作業低減 技能の見える化

PROBLEM

製造現場の課題は、同時多発しています。

採用難、ベテラン退職、品質要求の高度化、短納期化。どれか一つの対策ではなく、作業そのものを再現できる形に整理することが必要です。

01

人が足りない

欠勤・採用難・教育期間の長期化により、同じ人数で安定稼働を維持することが難しくなっています。

02

品質がばらつく

姿勢、速度、力、確認方法が作業者ごとに変わると、不良・手戻り・再検査が増えます。

03

危険・負荷作業が残る

重量物、刃物付近、油・切粉環境、単純反復作業は、事故や疲労の原因になりやすい工程です。

04

技能が属人化する

ベテランの勘や手順が暗黙知のままだと、退職や異動で同じ品質を再現しにくくなります。

VALUE

ロボットは、人を置き換える道具ではなく、工程を標準化する道具です。

同じ姿勢、同じ速度、同じ条件で繰り返せる状態を作ることで、人は検査、判断、改善、段取りなど、より価値の高い仕事に集中できます。

Q

品質を平準化

作業条件を固定し、ばらつきや手戻りを減らします。

T

タクトを安定

人の疲労や待ち時間による変動を抑えます。

S

安全性を向上

危険点付近の反復作業を人から切り離します。

K

技能を見える化

動作、条件、判定基準を仕様として残します。

TARGET PROCESS

まずは、自動化が効きやすい工程を見つけます。

共通点は、動作が繰り返しであること、ワーク姿勢や供給方法を決められること、品質判断の基準を定義できることです。

01LOADING

ワーク供給・取り出し

マシニングセンタ、旋盤、研削盤の前後工程を安定化します。

  • 投入・排出が反復
  • ワーク姿勢を決めやすい
  • 夜間稼働との相性がよい
03HANDLING

搬送・工程間連携

装置間の待ちや手運びを減らし、ライン全体の流れを整えます。

  • 工程が分散している
  • 待ち時間が見える
  • 段階導入しやすい

ROBOT SELECTION

ロボットの種類ではなく、工程条件から選びます。

協働ロボット、多関節ロボット、スカラ、パラレル。機種名から決めるのではなく、ワーク条件、タクト、スペース、安全、段取り替えから最適な構成を整理します。

協働ロボット。省スペースで、小さく始めやすい構成。

人との近接作業や既設ラインへの後付け検討に向いています。ただし、安全速度、停止距離、リスクアセスメントを含めた設計が必要です。

省スペース段階導入近接作業安全設計

多関節ロボット。複雑な姿勢変更や機械間搬送に対応。

自由度が高く、投入、取り出し、姿勢変更、パレタイズなど幅広く対応できます。安全柵や周辺装置との連携設計が重要です。

高自由度機械間搬送姿勢変更拡張性

スカラロボット。水平動作を速く、正確に繰り返す。

整列、挿入、簡易組立、検査前後のピック&プレースなど、短サイクルの水平搬送に向いています。

高速水平搬送挿入整列

パラレルロボット。軽量ワークを高速に仕分ける。

軽量物の高速ピック&プレース、選別、箱詰めなどに適します。ワークのばらつきと供給姿勢の整理がポイントです。

高速選別軽量物箱詰め仕分け

CHECK POINT

検討前に整理したいポイント

01
対象工程
供給、整列、加工、検査、排出のどこを自動化するか。
02
ワーク条件
形状、重量、姿勢、油、切粉、バリ、キズ許容。
03
改善目標
省人化、品質安定、タクト短縮、安全性向上、夜間稼働。
04
設置条件
スペース、既設設備、安全柵、作業者動線、搬入経路。
05
運用条件
段取り替え、復旧手順、教育、保守、消耗品交換。
06
将来展開
単一工程からセル化、複数工程、夜間無人化への発展性。

PROCESS

現場調査から構想、検証、運用改善まで伴走します。

初期段階では、設備名よりも工程条件の整理が重要です。自動化すべき作業と、人が関与すべき作業を切り分けます。

01

現場調査

作業手順、ワーク姿勢、投入・排出、段取り、危険点、停止要因を確認します。

見るべき点:人の判断・手待ち・ばらつき
02

自動化範囲の整理

どこまでロボット化するか、どこを人が担当するかを分け、段階導入の可能性を確認します。

見るべき点:効果・投資・拡張性
03

構成案・検証

ロボット、治具、ハンド、安全、画像、搬送を組み合わせ、動作やタクトを検討します。

見るべき点:つかめるか・置けるか・止まらないか
04

立上げ・改善

初期流動、復旧手順、教育、保守、横展開まで確認し、使い続けられる状態へ整えます。

見るべき点:異常時対応・標準化・改善

CONTACT

「この工程、自動化できるか?」からご相談ください。

図面や仕様が揃っていなくても問題ありません。現場写真、ワーク情報、現在の作業手順、困りごとが分かれば、検討の入口を整理できます。

あると助かる情報

  • 対象工程
  • ワーク寸法・重量・材質
  • 現在の人数・目標タクト
  • 困りごと
  • 設置スペース

次に整理すること

  • 自動化の可否
  • 必要な前提条件
  • ロボット・治具・安全の概略構成
  • 段階導入の進め方
02
VERIFICATION & LAB
導入前に、確かめる。

ROBOTICS DESIGN LAB

当社の設備。 導入前に、動きと効果を見える化する。

3D CAD、ロボットシミュレーション、3Dプリント、実機検証を組み合わせ、 自動化の構想を“現場で使える形”まで具体化します。

AUTOMATION DESIGN

構想 → 設計 → 仮想検証 → 試作 → 実機確認

“ロボットを入れる”だけでなく、干渉・タクト・治具・運用まで事前に詰めます。

設計
3D CAD
レイアウト / 治具 / ハンド / 周辺装置
導入前検証
干渉・タクト確認
PC上で動作を可視化
試作
3Dプリント
爪・治具を短納期で検討
ロボット自動化 治具設計 シミュレーション 3Dプリント 導入支援

PROBLEM

自動化の不安は、導入前の“見えない部分”にあります。

ロボット自動化は、ロボット本体だけで成否が決まりません。ワークの置き方、把持方法、周辺治具、 機械との取り合い、タクト、作業者の運用まで含めて、事前に具体化することが重要です。

01

構想はあるが、成立性が見えない

ロボットの可動範囲、干渉、ワーク姿勢、投入・排出方法が曖昧なままでは、導入判断が難しくなります。

02

治具・ハンドの検討に時間がかかる

把持位置、爪形状、着座、キズ対策、品種切替を早い段階で検証できないと、手戻りが増えます。

03

タクトと作業範囲が読みにくい

現場に入れてから動作を詰めると、想定外の待ち時間や干渉が発生し、期待した効果が出にくくなります。

04

導入後の運用が標準化しにくい

段取り、清掃、異常時対応、教育まで整理しないと、特定担当者に依存した自動化になりがちです。

SOLUTION AREA

日光機械は、設計・仮想検証・試作をつなぎ、自動化の実現性を高めます。

3D CADで構想を立体化し、シミュレーションで動作を確認し、3Dプリンタで治具・ハンドを試作。 実機検証と導入支援まで含めて、現場に合う自動化構成を整理します。

構想を3D化し、検討の前提をそろえる。

ワーク、機械、周辺装置、治具、ロボットの配置を3Dで整理。早い段階で関係者の認識を合わせ、後工程の検証精度を高めます。

レイアウト治具設計ハンド検討周辺装置

干渉・タクト・動線を、導入前に確認する。

ロボットの動作範囲、姿勢、干渉、工程間の待ち時間をPC上で確認。現場投入後の手戻りを減らし、導入計画の精度を上げます。

干渉確認可動範囲タクト検討工程設計

爪・治具を素早く試し、改善サイクルを短くする。

3Dプリンタを活用し、把持爪や位置決め治具を短納期で試作。形状確認、干渉確認、作業性確認を素早く回せます。

爪試作治具試作形状確認短納期検証

実機に近い検証で、現場導入の確度を上げる。

協働ロボットや教育用ロボットを活用し、基本動作、把持、搬送、姿勢、周辺機器との取り合いを確認します。

把持確認搬送確認姿勢確認安全性

設備導入だけでなく、運用まで設計する。

段取り、品種切替、異常時対応、保守、教育まで含めて整理。現場で継続して使える自動化を目指します。

立上げ標準化教育改善提案

EQUIPMENT

当社の設備・検証環境

導入前に“動き・治具・運用”を確認できる環境を整えています。

3D CADによる設計
DESIGN

3D CADによる設計

お客様のご要望に応じ、3次元CADを活用したロボット自動化の構想設計を推進します。レイアウト、治具、ハンド、周辺装置を立体的に整理します。

シミュレーションソフトによる動作確認や仮想検証
SIMULATION

シミュレーションによる動作確認・仮想検証

実機稼働の前に、PC上でロボットの動作や作業工程を仮想検証。プログラム作成、干渉チェック、タクト検討を支援します。

3Dプリンタによるロボットのグリッパ爪や周辺治具の試作・検証
PROTOTYPE

3Dプリンタによる試作・検証

MakerBot製「METHOD X」により、爪・治具・試作品の検討を素早く進めます。ABSやNylonなどのエンジニアリング材料にも対応します。

常設展示 - 協働ロボット MATRIS Light
COBOT

常設展示:協働ロボット「MATRIS Light」

DMG MORI製「MATRIS Light」は、広範な工作機械に接続可能な移動型ロボットシステムです。必要な時だけ自動化する構成検討に適しています。

常設展示 - 産業ロボット 教育用ロボット
ROBOT TEST

常設展示:産業ロボット(教育用ロボット)

6軸多関節ロボットを導入し、操作習得、動作検証、治具設計・開発に活用しています。狭いスペースでの作業検討にも有効です。

※ 2024年9月現在、機種名は変更されています。

PROCESS

検討初期から導入後まで、段階的に不確定要素を減らします。

現場確認から検証、仕様整理、立上げまで、無理のない順序で進めます。

01

現場課題の整理

対象工程、ワーク、作業手順、タクト、品質上の注意点を確認し、自動化の目的を明確にします。

対象工程 / ワーク / 作業負荷 / 品質要件
02

構想設計・レイアウト検討

ロボット、機械、周辺装置、ワーク置き場、安全領域を含めた基本構成を整理します。

3D CAD / レイアウト / 周辺装置
03

仮想検証・試作

シミュレーションで干渉やタクトを確認し、必要に応じてハンド・治具を3Dプリントで試作します。

干渉 / タクト / 爪・治具試作
04

導入仕様・運用の標準化

導入範囲、責任分界、操作方法、異常時対応、教育、保守まで含めて現場運用に落とし込みます。

仕様整理 / 立上げ / 教育 / 改善

CHECK POINT

導入前に確認したい比較軸

01
把持と位置決め
ワーク形状、姿勢、傷、着座、品種切替、爪交換のしやすさ。
02
干渉と安全領域
ロボット可動域、機械扉、周辺装置、作業者動線、安全柵・協働条件。
03
タクトと稼働率
ロボット動作時間、機械加工時間、待ち時間、段取り、停止要因。
04
品質を守る構成
切粉・油・クーラント、清掃、搬送傷、着座不良、検査・測定との連携。
05
運用と教育
誰が操作しても同じ結果になる手順、異常時対応、保守、教育体制。
06
将来拡張性
ワーク追加、工程追加、機械更新、周辺装置追加に対応できる余地。
自動化相談時に整理しておくと進めやすい情報
  • 対象ワークの図面、材質、重量、姿勢、品種数
  • 現在の作業手順、作業時間、作業者負荷
  • 対象設備の型式、扉・治具・搬送スペース
  • 希望タクト、稼働時間、段取り頻度
  • 品質上の注意点、搬送傷、切粉・油の影響
  • 安全領域、作業者動線、設置スペース

CONTACT

まずは、構想段階のご相談から。

「どの工程から自動化すべきか」「ロボット化できるか確認したい」「治具・ハンドの検討から始めたい」など、 早い段階からお気軽にご相談ください。

03
SYSTEM ARCHITECTURE
構成要素を、最適に組み合わせる。

ROBOT AUTOMATION SYSTEM

自動化は、 組合せで決まる。

ロボット、工作機械、治具、供給装置、検査、安全対策を一体で整理。 単体設備の導入ではなく、現場に合わせた「ちょうどいい自動化構成」を設計します。

SYSTEM DESIGN

工程 → ワーク → 搬送 → 安全 → 運用

自動化範囲を広げる前に、止まりにくく、使い続けやすい構成を整理します。

構成選定
5 / 7 / 11
段階導入からフルラインまで
検討範囲
工程横断
搬送・加工・検査・排出
導入後
運用まで設計
安全・保守・教育・改善
ロボットセル ワーク搬送 治具設計 画像検査 安全対策

PROBLEM

ロボットを入れるだけでは、自動化は安定しません。

自動化で止まりやすいポイントは、ロボット本体ではなく、ワークの受け渡し、姿勢、治具、前後工程、安全、作業者の運用にあります。 だからこそ、最初に「どこまで自動化するか」と「どこは人が関与するか」を切り分けることが重要です。

01

工程の切り分けが曖昧

供給、加工、検査、排出のどこを自動化するかが決まらず、投資範囲と効果が見えにくくなります。

02

ワーク姿勢が安定しない

ワークの向き、重なり、切粉、油、バリにより、ピッキングやチャック投入が不安定になります。

03

周辺装置との連携で止まる

工作機械、洗浄、測定、ストッカー、安全機器との信号連携や待ち時間でタクトが崩れます。

04

運用・保守まで想定できていない

段取り替え、異常復旧、消耗品交換、教育が不十分だと、導入後に現場で使われにくくなります。

SYSTEM PATTERN

段階導入からフルラインまで、構成を比較できます。

まずは小さく始める構成、複数工程をつなぐ構成、長時間無人運転を見据えた構成まで、現場の成熟度と投資規模に合わせて選定します。

05 START SMALL

5つのシステム構成

単一工程から始め、効果を確認しながら段階的に広げる構成です。

  • 最小投資で省人効果を確認
  • 教育・運用の習熟を重視
  • 既設設備への追加検討に適合
詳しく見る
11 LINE DESIGN

11のシステム構成

長時間の無人化や品質データ管理まで含めた、発展型の構成です。

  • フルライン自動化を検討
  • 検査・記録・排出まで一体化
  • 夜間運転・監視体制も設計
詳しく見る
SYSTEM CONFIGURATION / INTERACTIVE GUIDE

5・7・11構成を、
一つの画面で比較。

構成案を切り替えると、各ページの「ケース」「構成要素」「制御の考え方」「作業フロー」をまとめて確認できます。ここでは元の詳細ページの情報を統合して掲載しています。

CONFIGURATION / 05 ELEMENTS

工程を標準化し、止まらない現場へ。

5つの自動化システム構成

基本要素を絞り込み、小規模から始める自動化。ピッキング・検査・搬送など、導入しやすい構成例を整理します。

構成要素
5
種
代表ケース
5
件
導入目的
省人化 / 品質
目安
5つの自動化システム構成 構成図
※画像内の機器・配置・画面表示・名称等は、システム構成を説明するための表現です。実機・実際の施工例を示すものではありません。

まずは、ケースから。

概要: 製造前工程の省人化。センサーが部品の位置・種類を検知し、ロボットがピッキングして仕分け場所へ移動。

ロボットアーム:部品を把持し、仕分け先へ移動
PLC:センサー信号をもとにロボットへ指令
センサー:部品の有無・種類・位置を検出
表示灯:システム状態(正常/異常)を表示
操作ボタン:作業の開始・停止を手動で制御

概要: センサーが外観不良を検出し、ロボットが不良品を取り除きます。

ロボットアーム:不良品の除去や再配置を実施
PLC:センサー結果に応じてロボットを制御
センサー:製品の形状・色・欠陥を検出
表示灯:異常時に点灯し、作業者に通知
操作ボタン:検査開始/停止、異常解除などを手動で操作

概要: センサーで部品の配置を確認し、ロボットが組立作業を自動で行います。

ロボットアーム:部品の把持および組立作業を実施
PLC:センサーとロボットを連携し工程管理
センサー:部品の位置・完成度を検出
表示灯:工程完了や異常発生を表示
操作ボタン:作業の開始・停止を手動で操作

概要: 人手による搬送の代替。ロボットが部品や製品を目的地まで安全に搬送します。

ロボットアーム:対象物を把持し、指定位置へ搬送
PLC:搬送ルートや順序、速度を制御
センサー:物体の位置や搬送先を検出
表示灯:搬送完了・異常などの状態を表示
操作ボタン:手動による搬送指示や停止操作

概要: 箱詰め作業の省力化。センサーで製品の位置を確認し、ロボットが自動で梱包箱に配置します。

ロボットアーム:製品を把持し、箱へ正確に配置
PLC:工程全体の進捗・タイミングを制御
センサー:製品の有無・位置を検出
表示灯:梱包完了・異常発生を通知
操作ボタン:作業開始/停止を手動で制御

※本ページは、説明を目的に要点を整理しています。詳細は現場条件に合わせて設計します。

構成要素。

要素の役割が分かると、構成の取捨選択が速くなります。

ロボットアーム
ロボットアーム
PLC
PLC
センサー
センサー
表示灯
表示灯
操作ボタン
操作ボタン

役割を、整理する。

PLCとは?

PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)は、自動化システムの中枢として機能する制御装置です。

  • 制御: システム全体の動作やタイミングを統括
  • 信号受信: センサーやボタンからの信号を受け取る
  • 判断: 入力信号に基づき、次動作を決定
  • 出力: モーター・ロボット・表示灯などに命令を送る

設備は、こう動く。

供給 → 検知 → 判断 → ピッキング → 配置。最小構成でも、安全とインターロックを含めて工程を成立させます。

1. ワークを供給・検知

部品供給箱のワークをセンサーで確認し、ピッキング可能な状態をPLCへ通知

2. PLCが条件を判断

安全条件・ワーク有無・設備状態を確認し、ロボットへ動作許可信号を出す

3. ロボットがピッキング

ロボットがワークを把持し、所定の置き場まで安全に搬送

4. 配置・完了確認

所定位置へ配置し、完了信号をPLCへ返して次サイクルへ移行

構成は導入例です。実際の仕様はワーク・工程・安全要件等により異なります。構成について相談する ↗

DESIGN AREA

構成要素を分解し、現場条件に合わせて組み直します。

ロボットの種類だけでなく、ワーク供給、把持、着座、検査、安全、データ記録、復旧作業まで同じテーブルで比較します。 「動く」だけでなく「止まりにくい」「戻しやすい」構成にすることがポイントです。

搬送・供給。ワークを安定して渡せるかが、稼働率を左右します。

トレイ、パレット、コンベア、ストッカー、パーツフィーダー、AGV/AMRなどを、ワーク形状・生産量・段取り頻度に合わせて比較します。

トレイパレットコンベアストッカーAMR

ハンド・治具。つかむ、置く、着座させる動作を標準化します。

把持力、爪形状、エア確認、着座確認、切粉・油対策、段取り替え性を確認し、加工品質を崩さない周辺設計を行います。

把持爪形状着座確認切粉対策段取り

検査・測定。加工後の判断を自動化範囲に含めます。

画像検査、寸法測定、NG排出、測定ログ、補正フィードバックを設計し、不良流出と作業者判断のばらつきを抑えます。

画像検査寸法測定NG排出測定ログ補正

安全・監視。安全と使いやすさを両立させます。

安全柵、エリアセンサ、協働ロボット、非常停止、扉インターロック、遠隔監視を、作業動線と復旧作業まで含めて整理します。

安全柵センサ協働非常停止遠隔監視

運用・保守。導入後に使い続けられる構成へ。

段取り替え、異常復旧、消耗品交換、日常点検、教育資料までを想定し、現場が自走できる運用設計につなげます。

復旧手順点検保守教育改善

PROCESS

現場確認から構成比較、検証、立上げまで伴走します。

構想段階では、設備名よりも「対象工程」「ワーク条件」「必要タクト」「作業者の関与範囲」を整理することが先です。

01

現場調査

対象工程、作業手順、ワーク姿勢、投入・排出、段取り、既設設備の信号条件を確認します。

見るべき点:停止要因・人の判断・段取り替え
02

構成案の比較

5構成・7構成・11構成など、投資規模と効果の違いを比較し、段階導入の余地を整理します。

見るべき点:効果・コスト・拡張性・運用負荷
03

検証・仕様化

ハンド、治具、シミュレーション、タクト、干渉、安全、検査条件を確認し、仕様に落とし込みます。

見るべき点:つかめるか・置けるか・止まらないか
04

立上げ・改善

導入後の初期流動、復旧手順、教育、改善テーマまで確認し、現場で使い続けられる状態に整えます。

見るべき点:異常時対応・保守・標準化

CHECK POINT

構成比較で確認したいポイント

01
対象工程
供給、加工、測定、排出のどこまでを自動化するか。
02
ワーク条件
形状、重量、姿勢、油、切粉、バリ、キズ許容の確認。
03
必要タクト
加工時間、待ち時間、搬送時間、検査時間のバランス。
04
段取り替え
多品種対応、治具交換、プログラム切替、教育のしやすさ。
05
安全・復旧
安全柵、協働範囲、非常停止、異常復帰の作業性。
06
拡張性
将来の設備追加、検査追加、夜間運転への発展余地。

CONTACT

構想段階からご相談ください。

現場写真、ワーク図面、現在の作業手順、目標タクトがあれば、構成の方向性を整理しやすくなります。初期段階では、5構成・7構成・11構成のどこから検討すべきかを一緒に確認します。

LET'S BUILD A BETTER PROCESS

「この工程を自動化したい」
その相談から。

ワークの形状・重量、現在の作業、目標タクト、設置スペースなど、分かる範囲の情報からご相談いただけます。構想・検証・システム構成を一つの流れで検討します。

工程改善の構想段階でもお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら ↗
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