Nikko-Kikai Manufacturing GX Proposal

Energy Saving × Machine Tools × Data

GX-ETS / SSBJ / CFP対応

電気代を下げる。
そのデータを、GXの競争力に変える。

これからの省エネは、単なる節電ではありません。工作機械・補機・加工条件を見直して kWh、円、CO₂、kWh/個を同時に改善し、設備投資の判断、取引先へのデータ回答、 Scope 2・Scope 3や製品カーボンフットプリントの基礎につなげます。

設備更新・運用改善・計測・GXデータ整備を一体で検討
待機電力の低減 kWh/個の原単位 補機・エア最適化 Scope 2 / Scope 3 CFPの一次データ
立形マシニングセンタと再生可能エネルギーを組み合わせた製造業GXのイメージ
kWh/個生産量当たりで改善
円/年利益への効果を把握
t-CO₂eGXデータへ展開

画像は製造業のGXを表現したオリジナルイメージです。

GX LANDSCAPE 2026

製造業のGXは、「目標」から「測定・移行計画・取引データ」の段階へ。直接の制度対象でなくても、顧客・親会社・金融機関から、電力使用量や削減根拠を求められる場面が増えることを想定した準備が重要です。

FY2026

GX-ETSが本格稼働

直接排出量が前年度までの3年度平均で10万t-CO₂以上の事業者が対象。対象企業は移行計画や排出実績の管理が必要です。

経済産業省の制度情報 ↗
FY2027–

SSBJ基準を段階適用

大規模なプライム上場企業から段階的に適用。Scope 1・2・3、移行計画、測定方法などの情報整備が進みます。

金融庁ロードマップ ↗
SUPPLY CHAIN

CFP・一次データが重要に

製品単位のGHG排出量を示すCFPは、グリーン製品が選ばれる市場づくりの基盤。設備・部品・加工のデータ品質が競争力になります。

経済産業省 CFP情報 ↗
DATA QUALITY

固定係数から根拠管理へ

電気の排出係数は年度・電力会社・契約メニューで異なります。試算値には、使用した係数・対象期間・算定境界を残す必要があります。

環境省・経産省 排出係数 ↗
FOR MANUFACTURERS

中堅・中小製造業が今から揃えるべきもの

大掛かりなシステムから始める必要はありません。まず、設備別の電力、稼働時間、生産数量、排出係数の出典を同じ月次単位で残すことが、GX対応の最小構成です。

1電力を測る
2生産量で割る
3CO₂へ換算
QUICK DIAGNOSIS

6項目で確認する、GXデータ対応度。ブラウザ内だけで判定します。入力内容は送信されません。

WHY MACHINE-TOOL GX

工作機械のGXは、「消費電力」だけを比べても完成しません。生産性・待機・補機・ピーク・データ品質を同じ基準で比較して、初めて投資効果が見えます。

01

止まっている時間にも電力を使う

制御盤、油圧、冷却、クーラント、集塵、コンプレッサなどの待機・補機電力は、加工負荷とは別に管理する必要があります。

02

総量削減と原単位改善は別

生産量が減れば総kWhは下がります。GXの実力を見るには、良品1個・加工時間1時間・付加価値額あたりの原単位も併記します。

03

数字の根拠まで問われる

取引先への回答では、排出量だけでなく、対象設備、期間、排出係数、推定か実測かを説明できることが重要です。

kWh/個生産効率を表す原単位
待機比率無加工時間の削減余地
ピークkWデマンドと受電負荷
t-CO₂e開示・CFPへの接続
GX ACTION STACK

GXを4層に分けると、投資の優先順位が明確になります。日光機械は、工作機械・周辺装置・加工条件の領域を中心に、計測から効果確認までつなげます。

01

測る

加工、待機、補機、停止を分け、電力と稼働状態を時系列で取得します。

Baseline
02

減らす

高効率機への更新、サイクル短縮、待機停止、エア・クーラント最適化を実行します。

Efficiency
03

切り替える

削減後の電力について、再エネメニューや非化石価値の活用可能性を確認します。

Energy source
04

残す・伝える

係数、期間、境界、実測率を記録し、社内稟議や顧客照会に再利用できる形へ整えます。

Evidence
PRIORITY

基本順序は「削減 → 調達 → 証跡」

再エネ調達だけで終わらせず、まず加工原単位を改善することで、電気代・設備能力・CO₂の三つを同時に改善できます。

MEASUREMENT & SCOPE

工作機械の電力データは、Scope 2・Scope 3・CFPの接点です。同じ機械でも、誰が報告するかによって排出の位置付けが変わります。

ユーザー企業Scope 2

機械を動かす購入電力

工作機械、チラー、ポンプ、ロボット、集塵、コンプレッサ等の使用電力。

ユーザー企業Scope 3 / Category 2

購入した設備の資本財

工作機械そのものの製造・輸送等に伴う排出。CFPデータの整備が関係します。

機械メーカーScope 3 / Category 11

販売した機械の使用段階

顧客先で長期間使用される機械は、使用時電力の削減が大きな意味を持ちます。

LEVEL 1

仕様・請求書で概算

kVA、主軸出力、稼働時間、電力料金から初期スクリーニング。

  • 早いが誤差が大きい
  • 候補機の絞り込み向け
LEVEL 2

設備・補機を実測

加工・待機・立上げ・停止を時系列で分離し、削減箇所を特定。

  • 投資回収の精度向上
  • ピーク電力も確認
LEVEL 3

生産データと連携

良品数、サイクル、品種と電力を紐付け、kWh/個・CO₂/個へ展開。

  • 顧客回答・CFPの基礎
  • 継続改善が可能

最小限そろえるデータ

設備ID計測期間加工kWh待機kWh良品数排出係数係数の年度・出典
COMPARISON

旧型機と最新機は、同じ生産量・同じ品質で比較します。数値は説明用モデルです。実案件では、加工テストまたは実測により前提をそろえます。

比較項目旧型機(モデル)最新機(モデル)判断ポイント
待機電力2.5 kW1.2 kWエコ停止・補機連動の有無
加工時平均電力12.0 kW9.5 kW同一ワーク・同一品質で実測
サイクルタイム10.0分/個8.5分/個短縮分だけ総kWhが下がる
電力原単位2.00 kWh/個1.35 kWh/個生産量変動の影響を除外
保全・停止損失高い傾向予防保全・監視停止ロスも投資効果に含める
GXデータ手集計ログ・外部連携一次データの再利用性

更新を優先しやすいケース

  • 待機電力が高く、夜間・段取り待ちが長い
  • サイクル短縮で稼働時間を大きく減らせる
  • 故障・精度維持・部品供給のリスクが高い

運用改善を先行しやすいケース

  • 機械本体より補機・エアの比率が高い
  • 加工条件・プログラム・段取りに余地がある
  • 更新前にベースラインを整えたい

※ kVAは設備容量の目安であり、電気代そのものではありません。平均kW、稼働時間、待機時間、生産数量を合わせて評価してください。

ADVANCED QUICK SIMULATION

加工と待機を分けて、年間効果・CO₂・原単位・回収年を概算。従来の「24時間-加工時間=待機時間」ではなく、実際に電源が入っている待機時間を入力します。

現状の運転条件

段取り・昼休み・無加工待ち

改善条件

契約メニューの最新係数へ変更
kWh/個の算出に使用

※ 契約電力・基本料金・燃料費調整額・再エネ賦課金等は含めない簡易試算です。正式評価は実測と請求条件で行います。

現状 月間消費電力kWh/月
改善後 月間消費電力kWh/月
年間電気代削減円/年
年間CO₂削減t-CO₂/年
単純投資回収
改善後 電力原単位kWh/個
入力条件をもとに自動計算します。
排出係数の扱い

0.400は説明用の初期値です。社内報告・顧客回答・補助金資料では、契約電力会社・メニュー・対象年度に対応する係数を使用してください。

CATALOG & ENGINEERING DATA

カタログ仕様はスクリーニング、投資判断は実測と加工結果で。kVA・モータ出力・補機構成を読み解き、加工時平均、待機、サイクル、原単位へ段階的に精度を上げます。

Sodick UX450L(所要動力源 25kVA)

ソディック UX450L(代表例)

  • 所要動力源:25 kVA
  • kVAは最大負荷側の目安。実際の平均kWは、力率・稼働率・同時使用率で読み替えます。
  • 省エネ検討では、補機のインバータ化、待機制御、回生機能、実測電力の確認が重要です。

マシニングセンタの確認項目

項目意味省エネ観点
所要動力源(kVA) 最大負荷時に必要な見かけ電力 契約電力・力率改善・ピーク抑制の確認
主軸用電動機(kW)
例:26/22(30分/連続)
短時間定格/連続定格の出力 連続側と実測負荷率を基準に検討
送り軸用電動機(kW) 各軸サーボの定格出力 加減速設定・回生・高速化の妥当性を確認

NC旋盤・複合加工機の確認項目

項目意味省エネ観点
L側主軸電動機 主軸(左)の定格出力 切削条件の最適化、過負荷抑制
R側/サブ主軸電動機 副主軸の定格出力 同時運転率とピーク平準化
回転工具主軸電動機 ミーリング用主軸出力 使用時間、回転数、送り条件を確認

カタログ値からの概算シミュレーター(kVA→kW)

平均実効電力(推定):— kW
月間消費電力量(推定):— kWh
月間電気代(推定):— 円

※ kVAは最大負荷時の目安値です。実運用では加工内容・同時使用率・待機時間により平均電力は大きく変動します。

読み解きのコツ

  • 力率×稼働率で、kVAを現実的な平均kWへ読み替える。
  • 主軸「30分/連続」は連続側を基準にし、ピークは短時間として扱う。
  • 送り軸は加減速設定で消費が上下するため、必要以上の高速化に注意する。
  • 複合機は主軸・サブ・回転工具の同時使用率を確認する。

実測(分電盤、機上メータ、IoT電力計)と組み合わせると、削減余地の把握精度が高まります。

所要動力源(kVA)のテンプレートと補間推定

※ 公開仕様・公開カタログ等で所要動力源(kVA)または電源容量(kVA)が確認できた機種のみ掲載しています。kVAが確認できない機種はリストから外しました。受電設備・ブレーカ選定では必ず最新カタログ・メーカー確認・銘板・実測を優先してください。




kVAが未掲載のときの補間推定

推定所要動力源:— kVA(安全側)
※ 連続定格を基準に、補機・送りを上乗せし、効率/力率で換算。条件により大きく変動します。

補間推定の使い方

  • 連続定格を基準にするのが原則です。
  • ピーク側(30分定格)は余裕度確認に使います。
  • 補機・送りの上乗せ率は20〜40%を目安に、機種構成で調整します。
  • 契約・受電設備設計は、最終的に銘板・仕様書・実測値を優先します。
90-DAY ROADMAP

90日で、「概算」から「投資判断に使えるデータ」へ。設備更新を急ぐ場合でも、短期間のベースライン計測を行うことで、導入後の効果検証が可能になります。

0〜10日:範囲を決める

対象機、補機、品種、基準月、責任者を設定。電力明細と機械仕様を整理します。

成果物:計測計画

11〜30日:測る

加工・待機・停止・補機を分離。生産数と不良数を同じ期間で記録します。

成果物:ベースライン

31〜60日:改善する

待機停止、補機時間、エア、加工条件を見直し、低コスト施策を先行実施します。

成果物:改善前後比較

61〜90日:投資を決める

候補機の加工能力、kWh/個、年間削減額、回収年、保全効果を比較します。

成果物:設備投資案

導入後:定着させる

月次で原単位を確認。排出係数・算定境界・設定変更履歴を更新します。

成果物:GX台帳
DATA GOVERNANCE

省エネ効果を「再現できる数字」にする確認項目。誰が計算しても同じ結果になるよう、数値と同時に前提条件を残します。

確認軸残す情報理由
基準期間開始日・終了日、稼働日、季節条件チラー・空調など季節差を説明
対象境界機械本体、補機、ロボット、コンプレッサの範囲比較対象の抜け・重複を防止
計測方法実測、機上値、カタログ推定、請求書按分データ品質を明示
生産条件品種、良品数、サイクル、精度・品質条件原単位を公平に比較
排出係数電力会社、メニュー、係数、年度、出典URLCO₂換算の再計算に対応
変更履歴NC、加工条件、停止設定、補機設定、設備更新効果の要因を追跡
MODEL CASES

削減の入口は、工場の規模より「待機・補機・原単位」で決まります。以下は説明用モデルであり、効果を保証する実績値ではありません。

3台運用運用改善

待機・補機を先に改善

昼休み、段取り待ち、終業後の通電を見直し、クーラント・チラー・エアのON時間を短縮。

評価軸:待機kWh、年間削減額、設定定着率

旧型MC更新原単位

サイクル短縮と省エネを統合

平均kWだけでなく、同一ワークのサイクルと良品数からkWh/個を比較し、設備更新を判断。

評価軸:kWh/個、停止損失、回収年

多台数ラインデータ連携

ピークと顧客回答を両立

立上げ時刻と補機運転を平準化し、設備別・品種別の月次データを顧客照会に再利用。

評価軸:ピークkW、Scope 2、一次データ率

DOCUMENT

比較表・事例集・試算を、社内説明のたたき台に。

省エネ機種比較表(html)

主軸・待機・補機の比較に加え、電気代削減とCO₂削減の二重効果を一覧化。GX報告のたたき台に活用できます。

📄 サンプルをプレビュー

導入事例集(html)

規模別の実例をダイジェストで掲載。削減率・金額・CO₂削減・回収年を簡潔に把握できます。

📄 サンプルをプレビュー
FAQ

よくあるご質問

中小企業も2026年度のGX-ETS対象ですか?
制度は、二酸化炭素の直接排出量が前年度までの3年度平均で10万t-CO₂以上の事業者を対象としています。多くの中小企業は直接対象外と考えられますが、対象企業のサプライチェーンに属する場合、排出削減やデータ提供を求められる可能性があります。
CO₂換算に0.4 kg-CO₂/kWhを使えばよいですか?
0.4は説明用の概算値です。正式な報告では、契約している電力会社・メニュー・対象年度に対応する排出係数を使い、出典を記録してください。
kVAが小さい機械ほど省エネですか?
必ずしもそうではありません。kVAは設備容量の目安です。電気代とCO₂は、加工時平均kW、待機電力、サイクルタイム、補機、稼働時間、生産数量で評価します。
Scope 3やCFPには何を準備すればよいですか?
まず、設備別の電力、生産数量、計測期間、算定境界、排出係数と出典を揃えます。推定値と実測値を区別し、設備・品種・月次で追える状態が実務的です。
古い機械でも省エネ化できますか?
可能です。待機停止、補機の運転時間、エア漏れ、クーラント流量、加工条件、段取りを見直し、更新前に削減余地を確認します。更新の方が合理的な場合は、原単位と回収年で比較します。
この試算結果を補助金や開示資料にそのまま使えますか?
そのままでは使えません。本ページは初期検討用です。正式資料には、制度指定の算定方法、メーカー資料、実測値、見積条件、排出係数の根拠が必要です。
CONTACT

まずは、1台・1週間の計測から。

ご相談時に分かるとスムーズな情報

  • 対象機械・補機のメーカー、型式、年式
  • 加工時間、通電待機時間、月間良品数
  • 電力単価、契約メニュー、直近の電気料金
  • 更新候補、加工ワーク、サイクル、品質条件
  • 顧客から求められているGX・CFPデータ
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