WHY AUTOMATION

自動化は、 人手不足対策ではない。

ロボット導入の目的は、人を置き換えることではありません。品質・納期・安全・技能継承を守るために、反復作業を標準化し、人が判断と改善に集中できる現場へ変えることです。

STANDARDIZATION FIRST

反復・危険・ばらつきやすい作業を標準化し、人は創造と判断へ。

自動化の入口は、ロボットの機種選定ではなく、工程のどこにムダ・ばらつき・危険・属人化があるかを見極めることです。

QUALITY
品質安定
作業条件を固定化し、ばらつきを抑える
DELIVERY
納期対応
タクトと稼働時間を安定させる
SAFETY
安全性
危険点近傍の作業を切り離す
SKILL
技能継承
動作・条件を仕様化し、再現性を残す
人手不足対策 品質平準化 夜間稼働 危険作業低減 技能の見える化

PROBLEM

製造現場の課題は、同時多発しています。

採用難、ベテラン退職、品質要求の高度化、短納期化。どれか一つの対策ではなく、作業そのものを再現できる形に整理することが必要です。

01

人が足りない

欠勤・採用難・教育期間の長期化により、同じ人数で安定稼働を維持することが難しくなっています。

02

品質がばらつく

姿勢、速度、力、確認方法が作業者ごとに変わると、不良・手戻り・再検査が増えます。

03

危険・負荷作業が残る

重量物、刃物付近、油・切粉環境、単純反復作業は、事故や疲労の原因になりやすい工程です。

04

技能が属人化する

ベテランの勘や手順が暗黙知のままだと、退職や異動で同じ品質を再現しにくくなります。

VALUE

ロボットは、人を置き換える道具ではなく、工程を標準化する道具です。

同じ姿勢、同じ速度、同じ条件で繰り返せる状態を作ることで、人は検査、判断、改善、段取りなど、より価値の高い仕事に集中できます。

Q

品質を平準化

作業条件を固定し、ばらつきや手戻りを減らします。

T

タクトを安定

人の疲労や待ち時間による変動を抑えます。

S

安全性を向上

危険点付近の反復作業を人から切り離します。

K

技能を見える化

動作、条件、判定基準を仕様として残します。

TARGET PROCESS

まずは、自動化が効きやすい工程を見つけます。

共通点は、動作が繰り返しであること、ワーク姿勢や供給方法を決められること、品質判断の基準を定義できることです。

01LOADING

ワーク供給・取り出し

マシニングセンタ、旋盤、研削盤の前後工程を安定化します。

  • 投入・排出が反復
  • ワーク姿勢を決めやすい
  • 夜間稼働との相性がよい
03HANDLING

搬送・工程間連携

装置間の待ちや手運びを減らし、ライン全体の流れを整えます。

  • 工程が分散している
  • 待ち時間が見える
  • 段階導入しやすい

ROBOT SELECTION

ロボットの種類ではなく、工程条件から選びます。

協働ロボット、多関節ロボット、スカラ、パラレル。機種名から決めるのではなく、ワーク条件、タクト、スペース、安全、段取り替えから最適な構成を整理します。

協働ロボット。省スペースで、小さく始めやすい構成。

人との近接作業や既設ラインへの後付け検討に向いています。ただし、安全速度、停止距離、リスクアセスメントを含めた設計が必要です。

省スペース段階導入近接作業安全設計

多関節ロボット。複雑な姿勢変更や機械間搬送に対応。

自由度が高く、投入、取り出し、姿勢変更、パレタイズなど幅広く対応できます。安全柵や周辺装置との連携設計が重要です。

高自由度機械間搬送姿勢変更拡張性

スカラロボット。水平動作を速く、正確に繰り返す。

整列、挿入、簡易組立、検査前後のピック&プレースなど、短サイクルの水平搬送に向いています。

高速水平搬送挿入整列

パラレルロボット。軽量ワークを高速に仕分ける。

軽量物の高速ピック&プレース、選別、箱詰めなどに適します。ワークのばらつきと供給姿勢の整理がポイントです。

高速選別軽量物箱詰め仕分け

CHECK POINT

検討前に整理したいポイント

01
対象工程
供給、整列、加工、検査、排出のどこを自動化するか。
02
ワーク条件
形状、重量、姿勢、油、切粉、バリ、キズ許容。
03
改善目標
省人化、品質安定、タクト短縮、安全性向上、夜間稼働。
04
設置条件
スペース、既設設備、安全柵、作業者動線、搬入経路。
05
運用条件
段取り替え、復旧手順、教育、保守、消耗品交換。
06
将来展開
単一工程からセル化、複数工程、夜間無人化への発展性。

PROCESS

現場調査から構想、検証、運用改善まで伴走します。

初期段階では、設備名よりも工程条件の整理が重要です。自動化すべき作業と、人が関与すべき作業を切り分けます。

01

現場調査

作業手順、ワーク姿勢、投入・排出、段取り、危険点、停止要因を確認します。

見るべき点:人の判断・手待ち・ばらつき
02

自動化範囲の整理

どこまでロボット化するか、どこを人が担当するかを分け、段階導入の可能性を確認します。

見るべき点:効果・投資・拡張性
03

構成案・検証

ロボット、治具、ハンド、安全、画像、搬送を組み合わせ、動作やタクトを検討します。

見るべき点:つかめるか・置けるか・止まらないか
04

立上げ・改善

初期流動、復旧手順、教育、保守、横展開まで確認し、使い続けられる状態へ整えます。

見るべき点:異常時対応・標準化・改善

CONTACT

「この工程、自動化できるか?」からご相談ください。

図面や仕様が揃っていなくても問題ありません。現場写真、ワーク情報、現在の作業手順、困りごとが分かれば、検討の入口を整理できます。

あると助かる情報

  • 対象工程
  • ワーク寸法・重量・材質
  • 現在の人数・目標タクト
  • 困りごと
  • 設置スペース

次に整理すること

  • 自動化の可否
  • 必要な前提条件
  • ロボット・治具・安全の概略構成
  • 段階導入の進め方